長野善光寺の境内にあった木である。
樹齢はどのくらいか分からないが、ずいぶん威厳のある樹木であった。
善光寺は何年ぶりだろうか。
夏休みも終わりに近い頃なので、観光客も比較的少ない。
「牛に引かれて善光寺参り」
という言葉があるが、その意味を参道にある店のオバサンに教わった。
店のオバサンいわく。
ざっくり言うと、昔、信心のかけらもないおばあさんが、洗濯ものの布が牛の角にひっかかり、牛を追いかけて善光寺にやってきた。以来おばあさんは深い信仰心を持った。
うん、ほんとうにざっくりだ。
因みに辞書で調べると、最初は自分の意志によらずに、し始めたことだが、次第に熱心になり、しまいには本腰を入れてやるようになること、なんだと。
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