2015年5月10日日曜日

ラッスンゴレライ

日曜日夕方の人気番組「笑点」に「8.6秒バズーカー」という、お笑い芸人のコンビが出ていた。
例の「ラッスンゴレライ」である。
彼らが何故人気を得ているのかを少し考えてみた。

まあ、理由はいろいろあるのだろうけれど、私的に感じるのは次の点である。

①ナンセンス語の羅列。
 これはどの時代でもそうであると思うが、意味のわからない言葉に人は惹かれる。
 それは、「一体、何を言っているのだろう」
 という人間の持つ根本的な興味を引き出
 しているからであろう。   
②リズム
 リズムは人の聴覚に訴える。
 「耳につく」とはよく言われることで、耳か
 ら入る言葉というのは、特にインパクトが強いのであろう。
 さらに彼らは、そのリズムに合わせてステップを踏む。
 ステップを踏むことによって、リズムはより一層我々の頭の中に記憶されるのだ。
③色彩
 真っ赤な服にネクタイ、さらにサングラス。
 これは当然視覚に訴えているのである。
 強烈な色彩である。
 いわゆる「目立つ色」なのだ。

以上が私的な考察であるのだが、他にもその理由は考えられるのだと思う。
尚、「ラッスンゴレライ」については「落寸号令雷」で原爆投下に関する語であるとか、8.6は広島に原爆が投下された日であるとか、いろいろ物議を醸しているようだ。
ここ何ヶ月は「バズーカ」人気は続くにちがいない、あとは彼らがよく言われるところの「一発芸人」にならないことを祈るばかりだ。 
 

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