「百人一首」は鎌倉時代初期、藤原定家が息子為家の岳父蓮生に依頼されて、彼の嵯峨にある山荘(小倉山荘)の襖に貼る色紙型の和歌を執筆したことに始まる(したがって小倉百人一首とも)。
定家は勅撰集(天皇の命で作られた歌集)の中から百人百首の和歌を取り上げた。
面白いことは、選ばれた歌にはその歌人の代表作や秀歌でないものもあり、まったくの定家の好みで作られたことである(エライぞ定家)。他人の意見に左右されず、自分の好みで編纂されたことには、まず拍手を送りたい。(所詮文学てえものは好みなのです。)
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