2021年3月9日火曜日

悔い

明後日は東日本大震災から十年、マスコミは挙って震災特集なるものを組むのであろうが、ここのところの流れを見ていると、テーマは「忘れまい、あの時を」の一辺倒になってしまうような気がする。つまり、「忘れまい」で思考を停止させてしまっているのだ。

我々が真に考えなければならないのは、それぞれが実感した「悔い」の何たるか、ではなかろうか。

震源地から遠く離れていた我々にも少なからず震災の影響があったはずだ。

近くの人間も遠くの人間も、それぞれが持った「悔い」を詳らかにして、二度と「悔い」るようなことがないようにしたいものだ。
 

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