「お寺さん入門」という冊子には「もっとも信徒数が多いのは何宗?」という問と解答があった。
この解答の根拠となるのは、文化庁の
発行した「宗教年鑑」という資料であるが、その平成二十六年版では、最も信徒の多いのが、「浄土真宗」で1155万2228人だという。
二番目が浄土宗で630万8607人、ついで真言宗の626万7465人、日蓮宗507万4532人と続く。
そのあとは、ぐっと少なくなり曹洞宗の361万9593人、臨済宗の111万4366人である。
浄土真宗が何となく多いのは予想できた。
その教えが庶民にとってハードルが低いこと、すなわち難解な言葉解を解釈する必要もなく、厳しい修行もない、ただ「南無阿弥陀仏」と唱えことによって救われるというのだから、これはもう庶民にとっては、実に信仰しやすい宗教だったのである。
意外だったのは曹洞宗。
曹洞宗のお寺は結構あると思っていたのですがね。
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