2018年10月25日木曜日

姉妹都市

昨日テレヴィジョンを見ていると、岐阜市の姉妹都市がイタリアのフィレンツェであることが告げられていた。
何でも繊維関連からの繋がりらしい。

それは兎も角、ワタシが反応したのは、「姉妹都市」という言葉。
姉妹都市は、何故「兄弟都市」と言わないのだろうかということである。

こういう時はすぐにネットで調べてみる。
答えは意外と簡単であった。

この姉妹都市という言葉、どのようにして生まれたのか。

よく知られているのが、アイゼンハワー米大統領が1956年に提唱した「市民と市民のプログラム」であるそうだ。
第2次大戦で荒廃した欧州を元気づけるため、国境を越えた市民同士の交流を盛んにして相互理解を進めようと呼びかけた。このとき用いた言葉が「姉妹都市」提携で、英語でシスターシティー(sister cities)とあるそうだ。

では、なぜ、ブラザーではなく、シスターだったのか。
広くいわれている説は、シティーという英単語が「女性名詞」の流れをくむのでシスターを当てたものだという。

中学校の英語の授業で、船(ship)を代名詞にするときは、「彼女(she)」で言い換える、また国も「彼女」で受けることが多いという。
 
フランス語やドイツ語では町は女性名詞。英語でもシティーは女性名詞だったことが遠い昔にあったのかもしれないということある。

ふーん、「女性名詞」か、ワレワレ日本人にはなかなか理解が難しいですな。

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