2018年10月15日月曜日

「腕(かいな)」

ここのところ、土日は展覧会場、平日は学校の授業という日が続いていたので、今日の休みは有難かった。
人間は週に一度は休むべきなのです。

さて、今日ののお題は「腕(かいな)」である。




「腕(かいな)」



腕(かいな)とは、「腕(うで)」の意のやや古い言い方、部位で言うと、人や猿の肩から手首までの部分である。
しかし元来「腕(うで)」は、ひじから手首まで「一の腕」のことで,「ただむき」ともいった。

「腕(うで)」の次にあるのが肩から肘までの「二の腕」または「かいな」である。

大辞林によると、《万葉集》巻三に〈木綿襷(ゆうたすき)かひなに懸けて〉とあるのはこの部分(肩から肘まで)のことである。

また、《源氏物語》には、〈かいな〉が前腕を含む腕全体を指すところがあり,〈腕(うで)〉の範囲はあいまいである。…

うーん、なかなか厄介な言葉だ。


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