今日の朝刊に、歴史学者の磯田道史が面白い発言をしていた。
「公文書改ざんは、国が主権者たる国民から歴史を奪う悪質な行為です。(一部略)
ちなみに、記録文化があった幕末にも、うその文書が出されたことがありました。桜田門外の変です。大老だった井伊直弼の首を民衆が見ていたのに、井伊家は、直弼は生きているという偽りの文書を出し、幕府は天下万民の信用を失って倒れるきっかけとなりました。見えているものに対してうそをついたら、政権は短命化する。歴史が証明する教訓です。」
おやおや、どこかで聞いた話だぞ。
(写真は、時の栖の「ありがた山」にある大仏)
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