今朝、テレビを見ていると、「いってらっしゃい」はなぜ「いってらっしゃい」なのかということが話題になっていた。
考えてみれば、これはなかなか即答できない。
その番組では最後まで解答がなかったような気がするので、チョイト自分で調べることにした。
まず、「いってらっしゃい」は、「行く」に接続助詞「て」をつけ、さらに「行く」「来る」「いる」の尊敬語「いらっしゃる」の命令表現が結合したもので、「行っていらっしゃい」、つまり「行ってお出でなさい」という意味のようだ。
「いらっしゃる」とは
[動ラ五(四)]《動詞「いらせらる」(下二段)が変化して五段(四段)活用化したもの》
1 「行く」「来る」「居る」の尊敬語。「お出でになる」
2 (補助動詞)
(動詞の連用形に接続助詞「て」を添えた形に付いて)「ある」「いる」の尊敬語。
(形容詞の連用形に接続助詞「て」を添えた形、また形容動詞の連用形に付いて)補助動詞「ある」「いる」の尊敬語。
あまりスッキリはしないのであるが、言語というものは常に変化して行く故、なかなかその正体というのはつかめませんのや。
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