2018年1月9日火曜日

蜜柑

蜜柑の価格が異常である。

スーパーなどで販売されている蜜柑は、ひとつ八十円ほどもする。
特にサイズがデカいわけでもないのに、ひとつ八十円とは。
それだけ今年の蜜柑は貴重品というわけだ。
まあ、蜜柑の側から言えば「やっと俺様の時代がやってきたぞ。」とで言うのか。

ところで夜のテレビ番組を観ていると、蜜柑をむいた時に現れるあの白い筋(繊維の正式名称は「アルベド」と言い、果実へ養分を運ぶための働きをしている)は、風邪を治すのに効果があるということだ。

「アルベド」には食物繊維やビタミンが豊富で、特にビタミンPのうち、みかん由来ポリフェノール「リスペリジン」は実よりも身を包む袋や皮、スジに多く含まれ、含有量は袋で実の50倍、スジにはなんと100倍にもなるのだとか。

リスペリジンの作用は、これまでに毛細血管の強化、血中コレストロール値の改善効果、血流改善効果、抗アレルギー作用、発がん抑制作用などが分かっているそうだ。

ふーん、明日からは白い筋も食べることにしよう。

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