センターテスト平成26年の国語追試問題に、「正義の哲学」という田島正樹の評論文が出題されている。
その中に、「宗教的決断」というキーワードが出てくる。
「信じる決断をした人だけに見えてくる真実」があり、それは決断に先立って見ることはできない。
なかなか鋭い指摘だ。
「宗教」というのは「信じる決断」によって「何らかの真実」を見ることができるのである。
確かにそうだ。
何かを信じることによって何かが見えるのだろう。
逆に言えば、信じなければ何も見えない。
(私なんぞはいつも何も見えていない。信じるものがないからなのだろう。)
最近の「イスラム国」の起こす自爆テロは、まさにこれなのだろう。
彼らは「宗教的決断」によって、きっと「真実」ををみるのであろう。
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