雨降りゆえ、町内の清掃作業が中止となった。
これ幸いと引きこもりを決め、一日中家の中で過ごす。
日本の「韮山の反射炉」を含むいくつかの施設が、「世界文化遺産」として、認定されるかどうかの問題がニュースを賑わしている。
ところで、「世界文化遺産」に認定されるメリットとは何なんだ。
そこが観光地として経済的効果が生まれる。
これは何となくわかる。
しかしながら、その施設はこの認定によって、破壊の第一歩が始まるのではないか。
例えば、岐阜県の白川郷。
今は完全に観光地化してしまい、人里離れた村の良さ、人がいないことの良さが失われ、人の多さによる害が報道されることもある。
なんという皮肉。
この世のすべてのものは無常なのです。
その存在が、長いものもあれば短いものもある。
永久に残っていくなんてえものはないのです。
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