今日で夏休みの補習が一段落した。
N西Sクラスの諸君ご苦労様でした。
突然の話題であるが、「日本の地名」という本を読んでいて長年の謎が解けた。
それは、「日本の中国地方は中国でもないのに、何故中国地方というのか?」という謎である。
「日本の地名」に曰く、かつて、奈良・京都に都があった頃、国の行政区分が、畿内からの距離によって、近国、中国、遠国と区分されていた。
岡山のあたりはこの行政区分により、中国と言われていたそうだ。区分の呼称は、時代が経過するうちに、次第に使用されなくなっていったのであるが、当時最も重要であった山陽道を含む地域である岡山あたりだけは、以前と変わらず残されて行き、現在に至ったということである。
因みに、近国・中国・遠国の言い方は、西の方だけではなく、東の方の言い方にも適用されており、我らが静岡県も「中国地方」と言ったようだ。
(写真は須坂で見た雨落とし)
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