ジャズに使用される楽器にソプラノ・サックスというサキソフォンがある。
どちらかというと、この楽器は「非正統的な」楽器であったのだが、ジョン・コルトレーンというジャズ界のスーパースターが、この楽器を使用してから俄かに脚光を浴びるようになった。しかしながら、アルバムのすべての曲をソプラノ・サックスで吹くようなプレーヤーは、ほとんどおらず、大抵がテナーサックスを吹くプレーヤーが、気分転換に少しだけ吹くのが当たり前だった。ところがである。1976年、テナーの名手ズート・シムズがすべてをソプラノ・サックスで吹くという「SOPRANO SAX」というアルバムを出した。
今日、ふとこのアルバムが目に入ったので久しぶりに聴いてみたが、実に良いのです。
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