今朝見た「チコちゃんに叱られる」では、コンセントの穴が何故二つなのか、刺身のトレーには何故菊の花、また合羽は何故カッパなのかの三本立てであった。
さて、その中で「菊の花」については、かつて(今でもそういう所はあるかも知れない)刺身についている菊は食べるものであった(殺菌効果などもあるという)ということだ。
つまり菊の花には「食用菊(しょくようぎく)」があり、特に食用として栽培されている。
インターネット検索では次のようにあった。
食用菊は、料理のつまに使われるつま菊などの小輪種、花びらのみを食用とする大輪種に大別される。生態、形態上で観賞用のキクとの明確な相違はなく、「阿房宮」「蔵王」「高砂」など、異なった特性を持つ多くの栽培品種が存在する。
菊そのものは、古代より中国で延命長寿の花として菊茶・菊花酒、漢方薬として飲まれていた。その中でも食用菊は、苦味が少なく花弁を大きく品種改良された。奈良時代に、日本で現在でも食用菊として栽培されている「延命楽(もってのほか・カキノモト)」が中国から伝来した。平安中期の927年に行われた延喜式の典薬寮の中に「黄菊花」の名が示されている。食用としては、江戸時代から民間で食されるようになったとされており、1695年に記された『本朝食鑑』に「甘菊」の記述が見られる。
ワタシも山形名物の「もってのほか」という食用菊は食したことがあるのです。
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