さて、何日か前の「チコチャンなんたらかんたら」という番組では、フライドポテトがやめられない理由を、次のように説明していた。
まず、「止まらない、やめられない」という食べ物には2つの大きな理由があるという。
ひとつ目は「油で揚げている」こと、そしてもうひとつが「ナトリウム(塩分)とカリウムの無限ループなのだと。
油は、口に入れると、唾液によって「脂肪酸」に分解され、舌がその脂肪酸を感知すると、脳に味を伝える能力が格段にアップ。食べ物の甘みやうまみを強く感じるようになる。つまり、油で揚げるとよりおいしく感じ、幸福感を得ることができるのだそうだ。
そして、人間にとって必要不可欠な栄養素であるカリウムと塩分のナトリウム、これが、フライドポテトが止まらなくなる最大の原因であるという。この2つの栄養素は、適切な割合を保つことで、細胞や血圧を正常に機能させている。
じゃがいもには、カリウムが豊富に含まれていて、これを食べると体の中にカリウムがどんどん増えてしまう。すると、正常なバランスに戻すために、ナトリウム(塩分)を求める。つまり、塩の付いたフライドポテトを食べたくなるという状況が生じるのだ。
結局、フライドポテトを食べると、 カリウムの量が増え、塩分が欲しくなり、塩が付いたフライドポテトを食べてしまうという、無限ループが生まれるのである。
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