御殿場には高尾祭という十一月の終わりに開催される夜の祭りがある(沼津や裾野にも規模は異なるが、同様に高尾祭があるが)。
昨夜、三十数年ぶりにその高尾祭に行ってみた。
夜の祭りだけあって、(今は分からないが)以前は夜中に近づくほど賑わっていく祭りであった。
高尾祭を主催しているのは、高尾山穂見神社というサイズ的には極めて小さな神社であるのだが、その小さな神社の狭い参道にびっしりと露天の店が立ち並び、そこには「なんでこんなに多くの人が」と思われる人が押し寄せるのである。
御殿場の穂見神社は、山梨県の南アルプス市にある高尾集落の「高尾穂見神社」からの分祀だという。もともと徳川家康の命令で建てられた御殿跡に東照宮を祀る「丸の内神社」の社内神社として、元和元年(1616年)に創建された。
神様は別号御崎大明神、古来五穀豊穣商工業繁盛の神として、甲州・信越・駿州・武州の諸国に多数信者のある神なのだそうだ。
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