さて、その「俊頼髄脳」の中には次のような和歌が出てきた。
現代語訳すると、「何もかも忘れさせてくれるという忘れ草を垣根いっぱいに植えたが、思いを忘れられないという鬼のしこ草がやはり生えてしまった」となる。
ところで、「忘れ草」とはどのような花であろうかと気になったので調べてみると、右の写真のようであった。
いわゆる「萱草」である。
一方、思いを忘れられない「鬼のしこ草」とは何だと、これも調べてみた。
「鬼のしこ草」とは「紫苑」のことである。
下の写真が「紫苑」であるが、これはどこかで見たことのある花であるなあ。
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