2019年9月22日日曜日

アフォーダンス理論

この間、アフォーダンス理論という言葉を耳にした。
ウィキペディアでは次のように記されている。

アフォーダンスは、動物(有機体)に対する「刺激」という従来の知覚心理学の概念とは異なり、環境に実在する動物(有機体)がその生活する環境を探索することによって獲得することができる意味/価値であると定義される。
アフォーダンスの概念の起源はゲシュタルト心理学者クルト・コフカの要求特性(demand character)の概念、あるいは同じゲシュタルト心理学者クルト・レヴィンの誘発特性(invitation character)ないし誘発性(valence)の概念にあるとギブソンは自ら述べている。

この文面では何を言っているのかよく分からないが、簡単に言うと、アフォーダンス(affordance)とは、環境が動物に対して与える「意味」のことだという。
アフォーダンスは、物をどう取り扱ったらよいかについての強い手がかりを示してくれるのだと。
例えば、ドアノブがなく平らな金属片が付いたドアは、その金属片を押せばよいことを示している。逆に、引き手のついたタンスは、引けばよいことを示している。これらは、体験に基づいて説明なしで取り扱うことができる。

初めて接することでも、体験があれば何とかなるということか。


0 件のコメント:

コメントを投稿