昨年までとは異なり、ずいぶんヒマのあるワタシはヒマにまかせてテレヴィジョンをよく見る。
現在は平壌の冬季オリンピックであるが、そのオリンピックで感じたことが二つあった。
一つ目は、「八割の力で金メダルを取ることができる」のでなければ、マスコミは「金メダル、金メダル」と騒いではいけなということである。
今までも、そして今回もそのプレッシャーで何人もの選手を潰している。
おそらく今回のスケートで金メダルを取った選手達は、自分の八割の力でも勝てたのではないかと思われる。
マスコミは、心することですな。
そして二つ目は、選手をバックアップするのは「国」でなければならないということ。
今日の夕刊に、日本のスケート連盟のことが書かれていた。
かつては企業のバックアップにより選手は活動していたのだが、ソチオリンピックの失敗により、ナショナルチーム体制に切り替えたのだそうだ。
まず、企業色のない人物を強化部長に置いた。そして彼の主導により、科学データとスケート強国からのコーチの招へい、これがが大きなポイントだったという。
これも「企業という営利団体」との「しがらみ」みたいなものが切れた御蔭だ。
バックアップをしてくれる企業は大変ありがたい存在ではあろうが、「金は出すけど口は出さない」という、理想的な企業であって欲しいものだ。
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