魔の水曜日であった。
一限のある水曜日は、六時に起床せねばならぬ。
怠惰な生活を送ってきた私は、これだけでも骨が折れるのに、本日は学校到着後にすぐ成人病検診。
血圧から始まって、胃のエックス線検査までおよそ二十分程度のコースである。
検査 自体はもう慣れていること故、どうということもないのだが、
胃の検査につきもののバリュウムがいけない。
もっと言えば、バリュウムを外に出すための下剤が問題なのである。
なぜなら、水曜日という日は、一限から三限までが連続して授業なのだ。
授業の途中で下剤が効いてくる可能性も十分にある。
これが恐ろしいのである。
幸い授業中にその兆候はみられず、三限終了後にバリュウムは無事外に排出されたのである。
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