ビートルズのドキュメンタリーDVD「ザ・ビートルズ/ レッド・アルバム 1962-1966」を観た。
これはビートルズのベスト盤、通称「赤盤」に収録された曲に、ビートルズの演奏映像を交えて、その編集者や記者、プロデューサーなどが、それぞれの視点でコメントをして行くといった体裁のDVDである。
この中で特に印象深かったのが、ビートルズの作品の中で最も知られていると思われる曲、「イエスタディー」に関しての識者のコメントだ。
「イエスタディー」はポール・マッカートニーが作曲した曲であるのだが、ポールはこの曲が夢の中で出来たと説明したのだそうだ。
よく言われていることだが、ビートルズの曲というのは、ほとんどがジョン・レノンとポール・マッカートニーが作曲している(勿論、ジョージ・ハリスンも素晴らしい曲は作っているのです)。
しかしながら、その作り方には大きな差があって、ジョンは苦しんで苦しんで自分の身体から絞りだすように作曲するが、ポールはまるで好きなお菓子でも食べるように、いとも簡単に作曲する、のだそうだ。その典型的な例が「イエスタディー」なのである。
ふーん、才能というのは、こういうことなのですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿