2015年4月15日水曜日

イコライザー

 水曜テニスは今週も雨天中止となってしまった。
四月は、これで十五日間連続一日晴れた日がないという異常な四月となっている。
朝夕のニュースでも盛んにこのことについて触れるニュースが多く、今日などはそれに伴う野菜の高騰なども話題となっていた。

テニスが中止になったので、午後はDVD鑑賞。
デンゼル・ワシントン主演の「イコライザー」を観る。
特殊工作員の過去を持つ男が、カフェで知り合った娼婦の少女をマフィアから解放し、マフィアや悪徳警官に対して制裁を加える、といった内容の映画であるが、まあ言ってみれば西洋版「必殺仕事人」なのだろう。

この映画開始とともに、マーク・トウェインの言葉「人生で最も大事な日は二日ある。生まれた日と、生きる意味を見つけた日だ。」が映し出される。
これは「肉体の誕生と精神の誕生」を示す言葉とされるが、なかなか含蓄のある言葉だ。
かつて国のために命を懸けて働いてきた男が、自分の意志により自分には何の得にもならない人助けをする。
映画のテーマは、こんなところだろうか。

話の展開がスピーディーで観ていてあきないが、主人公と少女の絡みがやや淡白で、深みに欠ける部分もあった。

なお、「イコライザー」とは音響機器で音声信号の周波数特性を変更する機器で、音質の補正(平均化)や改善に使用されるいう。この映画の場合は、「(世の中の)均衡を保つ者」の意味らしい。






0 件のコメント:

コメントを投稿