この映画は、常に死と隣合わせの勤務に自ら志願して続けるメキシコの警官と、麻薬カルテルのボスを英雄視する歌でのし上がるメキシコ系米国人を中心に展開する。
映画の中で、米国やメキシコで人気の音楽ジャンル「「ナルコ・コリード(麻薬の歌)」が歌われているそうだが、その歌詞が恐ろしい。
「邪魔するヤツは頭を吹っ飛ばす!」
そういえば、ちょっと前にメキシコで不正をただすように訴えた大学生の集団を、ギャングが襲って皆殺しにしてしまった事件があった。
市長や警察もグルになっていたというのだから、これはもう救いようがない。
世の中には、我々の常識などまったく通じないことがまだまだ多いのだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿