それにしても、ブルーノートのレコードジャケットは、どうしてこんなに魅力的なのだろう。リード・マイルス&フランシス・ウォルフのジャケットデザインである。
「in n out」の意味がよくわからないのであるが、アメリカのハンバーガー屋さんの名称がこれで、ハンバーガー屋では「イネアウト」と読むらしい。
また、「in n out レコード」というレコード会社もあるので、こっちかと思ったが、このレコード会社の設立の年を考えると、どうもこれは違う。
やはり、ハンバーガー屋さんでしょうかね。
さて、このレコード。
演奏の方はというと、リーダーがジョー・ヘンダーソン。
そこにケニー・ドーハムがホーンで加わるのであるが、リズムセクションはマッコイ・タイナーにエルビン・ジョーンズ、さらにリチャード・デービスと言うから、これはもうコルトレーンのリズムセクションである。
レコードレビューでは、スコット・ヤノウが「ヘンダーソンには、常にはまったバップの作品を複雑に響かせ、また、最も複雑に入り組んでいる形式の無い即興演奏を、さも論理的な演奏であるかのように聴かせるという能力があった。」と、何だか面白いコメントをしている。
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