2014年2月12日水曜日

「仕事のなかの曖昧な不安」②

前回の続き。
「仕事のなかの曖昧な不安ー揺れる若年の現在」

「若者の職業意識が薄い」と強調する前に「社会構造的な問題」を考えなければいけない。
つまり、中高年の雇用を維持する代償として、若年の就業機会が減っているのは間違いない。
したがって、まず、この問題を解決することが先決である。

高齢者にもっと働いてもらうために、定年制を六十五歳まで延長しようとする動きがあるが、そうなると、若い人の仕事が中高年に奪われるという傾向が、ますます強まってくる。
そして、若者には中高年にとって体力的にきびしい仕事だけがふり分けられる。やりがいのある仕事は中高年が占有していて、若者には回ってこない。
はっきり言うと、若者に良い仕事がないのは、大人のせいである。

うーん。
本当にはっきり言っているなあ。
責任感じるなあ。
ただ、年金制度が妙なことになってしまった現在、オジサンも働かないと食っていけないのです。

(写真はブルーノート・レーベルの名盤が多いと言われている1500番台のシリーズから、1577番の「ブルー・トレイン」ジョン・コルトレーン。因みに前回は1595番「アメイジング・バドパウエル」バド・パウエル。)








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