「へそで茶を沸かす」という言葉がある。意味は、おかしくてしょうがないこと。また、ばかばかしくて仕方がないことのたとえである。さらに、「大笑いして腹が捩(ね)じれる様子が、湯が沸き上がるのに似ていることから。あざけりの意味で使うことが多い。」ともある。「腹が捩(ね)じれる様子」とあるのは、「へそ」を「腹」に言い換えたのだと思うが、最初に「へそ」でと言っているのに、いつのまにか「腹」になってしまったのは何故だろう。「腹」は「へそ」の代用品か?
まあ、いちゃもんをつけてもしょうがないので、これくらいにしておくが、「へそ」を使った「ことわざ 」には、「へそで茶を沸かす」をはじめ実現不可能なことが多い。「へそ=臍(ほぞ)を噛む」「へそが笑う」等々。
尚、「へそで茶を沸かす」を英語でいうと
| It would make a horse laugh.(それは馬も笑うくらいだ) |
となるそうだ。
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