この間は「四天王」のこと、つまり「天」について触れたのであるが、次は「明王」である。代表的なものは「不動明王」など。
さて、「多聞天(毘沙門天)」などの「天」というのは仏(仏界の最高位である如来)の世界を守護するために存在している。つまり「天」は仏(如来)とは主従関係にあるのだが、「明王」はというと、仏(如来)の化身した姿なのだそうだ。
慈悲だけでは救うことのできない人々に対して「怒り」を持って導く、これが「明王」だという。代表的な「明王」は、「不動明王」「愛染明王」「烏枢沙摩明王」「孔雀明王」などである。
うーん、そういえば「不動明王」というのは、怖い顔をしているよな。
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