全米レコード協会によれば、米国で今年の上半期に発売されたアナログレコードの売り上げが、CDのそれを上回ったそうである。
CDすなわちコンパクトディスクが普及する前は、LPレコードが音楽媒体の中心であったが、1980年以降これが逆転され、LPレコードはずいぶん肩身の狭い思いをしていたのではなかろうか。
何をかくそうワタシもLPを裏切った人間の一人であり、かつて毎日のように聴いていたLPプレーヤーを処分してしまい、今はレコード盤だけが、聴かれることのない記念品として何百枚も残されている。
さて、記事によると、一見LPファンにとっては喜ばしい事実に見えるこの現象も、実はそう浮かれてもいられないようだ。
今や音楽セールスの85パーセント強がオンラインでデジタル音源ファイルを聴取するストリーミングによるものなのだそうだ。
そして、残りの15パーセント程度をCDとLPで奪い合っているのだと。
うーん、オジサンにはとってはショックな数字ですな。
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