年齢は九十歳を過ぎていたので、プレイヤーとしては、殆んど目にしたり耳にすることはなかったのであるが、ワタシにとって彼は印象深いドラマーであった。
右のアルバムはウエス・ウエスモンゴメリー(ワタシがジャズを聴くきっかけをつくってくれたギタリストなのです)の代表作「フルハウス」である。
このアルバムで、ウイントン・ケリー、ポール・チェンバースとともに実に心地よいバックアップをしていたのが彼である。
また、世紀の名盤(ジャズ史上もっとも売れたアルバム)マイルス・デイビスの「カインド・オブ・ブルー」でも彼はドラムを叩いている。
この間のマッコイ・タイナーに続いて、今度はジミー・コブ。
ジャズの歴史を創ってきた人たちが、だんだんいなくなってしまうなあ。
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