火野正平の「心たび」という番組に、福井県若狭町の「三昧(さんまい)」を訪れる場面があった。
ここに登場する「三昧」とは、遺体の埋葬地のことで、番組では田んぼの真ん中に、島のようなところがあり、そこに大きな木が繁っているところを紹介していた。
さて、聞きなれない「三昧」であるが、よく考えてみると「贅沢三昧」とか「仕事三昧」などのように、身近な言葉として使用される。
どうもこの言葉、仏教関係の言葉らしい。
そこでウィキペディア。
もとは仏教語で、修行において重要視される特殊な集中心のこと。サンスクリット語のsamādhiの音訳で、三摩地(さんまじ)、三摩提(さんまだい)とも音訳される。修行の際に、ある一つの対象に対して、まっすぐ平等に働き、他の対象に気が移ったり乱れたりしないこころの状態をいう。この意味から、勉強三昧、洗濯三昧などというように日常用語として用いられるようになった。
どうも原意は「心を一か所にまとめて置くこと」らしい。
なるほど、これでガテンがいった。
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