須走の浅間神社にある「岩の上の親獅子」である。
写真には写っていないが、「親獅子」があるからには、「岩の下の子獅子」も当然存在している。
「獅子は自分の子をがけ下に突き落とす」の話を、ここでは現出しているのだ。
(何故ここにこんなものがあるのか、よくわかりませんが。)
獅子といのは中国の想像上の動物らしい。
また、「親獅子の子落とし」は、「石橋」という能の物語をもとにした歌舞伎が元だという。
ところで、「獅子」と「狛犬」はどう違うのか?
いろいろ調べてみると、「狛犬(こまいぬ)」は日本の獣であり、その語源はいろいろあるようだ。
朝鮮の高麗(こま)から伝わったので「高麗犬」とか、魔除けのために置かれたことで拒魔(こま)犬とか。
一方、「獅子」は前に書いたように、中国から伝わった想像上の動物であり、現在は両方合わせて『狛犬』と認識されているということである。
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