とても良い天気であったのだが、朝から引きこもりを決め込み、家でジーッとしていた。
ジーッとしている間に読んだ週刊誌の中に、司馬遼太郎の「坂の上の雲」に登場する山本権兵衛のことが書かれていた。
山本権兵衛というのは、明治期に藩閥に属していながら藩閥を否定、日露戦争時の海軍を彼の能力人事でつくったという人物(のちに総理大臣にもなる)である。
「辣腕をふるう」とは彼のためにあるような言葉であり、当時の日本海軍において、能力のない幹部をことごとくやめさせ、能力のある人材を身分、年齢に関係なく登用したという。
いつの時代でも時代を変えるような人物は、こういうタイプだよね。
ただ、彼の場合庇護者に西郷隆盛の弟、西郷従道という人物がいたのも大きいのだと。
0 件のコメント:
コメントを投稿