「ブリッジ・オブ・スパイ」という映画を観る。
私の好きなコーエン兄弟が脚本を書いて、スピルバーグが監督、主演俳優がトム・ハンクスという結構豪華な作品である。
1957年、アメリカの弁護士ジム(トム・ハンクス)はソ連のスパイの弁護を無理矢理任される。
さらにジムは、ソ連に捕まったアメリカの諜報員とソ連スパイの交換交渉の任を命じられるといった話であるのだが、これは、第二次世界大戦の直後のアメリカとソ連の冷戦期を舞台にした実話だという。
法律や憲法を守るための孤独な戦いに挑む弁護士の話だ。
またこの話は「法の埒外に置かれ、何者でもない存在にさせられた者に寄り添う」、「シンドラーのリスト」とか「E・T」などにも見られるスピルバーグ的主題だともいう。
地味なほんとうに地味な映画ではあるが、後味の良い映画であった。
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