普通、神社には狛犬だが、稲荷神社は狐である。
何故「稲荷」に限って狐なのだろうか。
これについては、いろいろ説があるようだ。
まず、「稲荷」というのは「稲生り」でもある。
ここから「稲荷」は食物と関係のある神になったようだ。
一方、別の食物の神で「御餞津(みけつ)」という神がある。
狐の古名は「けつ」であり、どうもこのふたつが混同されて、
「稲荷神社」の守り神が狐となったようだ。
ただし、「稲荷」と「狐」の関係には諸説があり、これが確実というのがなかなかないようである。
写真の狐は、何年か前に、鎌倉の「佐助稲荷」というところで撮った狐である。
それにしても
よくみると、なかなか狐というのは怖い顔をしている。
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