2020年3月31日火曜日

何を知っていて何を知らないか

ヒマに任せて週刊誌を捲っていると、なかなか面白い記事が見つかった。

哲学者の鷲田清一が大阪大学の総長時代、卒業する学生に送った式辞に次のような言葉があった。

「自分が何を知っていて何を知らないか、自分に何ができて何ができないか、それを見通せていることが『教養』というものにほかなりません。」

昨今の混迷の世の中を見ていると、実に身に染みる言葉である。

(写真は、先週富士霊園で撮った桜)

2020年3月30日月曜日

紙垂



先週撮影した駿東郡小山町の須走にある「浅間神社」のご神木である。

神木に巻き付いている縄が「注連縄(しめなわ)」、また縄ににぶら下がっているのものが「紙垂(しで)」である。
紙垂(しで)とは、注連縄(しめなわ)や玉串(たまぐし)などにつけている稲妻のような形で垂らされている紙のこと。
紙垂(しで)を垂らす意味は、そこが神聖な場所であるという意味の境界線の役割をしているということだ。紙垂の形についてはいろいろな説があるらしいが、「雷があると稲が育ち豊作なので、紙垂は、雷光・稲妻をイメージし、邪悪なものを追い払う。」という説がなかなか説得力がある。 


















2020年3月29日日曜日

頗る

昨日の予報通り、御殿場地方には雪。
地面がうっすらと白くなる程度であったが、ここへ来て雪とは。

「頗る(すこぶる)」という言葉がある。
現在では「非常に」「たいそう」「おおいに」の意味であるが、その語源がチョイト気になった。
こんな時、勉強熱心なワタシは語源辞典で調べてみるのです。

「すこぶる」の「すこ」は、「少し」の語根(単語の基本をなす中心の要素)である「すこ」。
「すこぶる」の「ぶる」は、「大人ぶる」「もったいぶる」の「ぶる」などと同じ、いかにもそれらしい様子をする意味の「振る」であるという。
したがって、「すこぶる」とは、「少しぶる」、すなわち「少し」とか「ちょっと」の意味となる。

本来は語源通りに「少し」「いささか」「ちょっと」の意味であったが、中世以降「おおいに」「かなり」などの意味に変化した。
「少し」が「大いに」と、正反対に変化した理由はハッキリしていないが、漢文訓読に用いられた語なので、混乱が生じた可能性が強い。
「頗」は頭が一方に傾くことを表した漢字で、「かたよる」「かたむく」「公平でない」の意味があるそうだ。

2020年3月28日土曜日

明日は雪か?

昨日、今日と春の暖かさを感じたのであるが、夕方からは急激に気温が下がってきたようで、明日の朝は雪の予報が出ている。
ここに来て再び雪なのだろうか。

コロナウィルスは相変わらず猛威をふるっており、東京都では一日の感染者が、今までの四十人台からいっきに六十人台となった。
もっとも、この六十という数字は病院の院内感染の数が半数程というので、「いっきに」という言い方は適当でないのかも知れぬ。

何れにしろ、ここ数日は緊張せねばならぬ数日なのだろう。

2020年3月27日金曜日

誰とも接触しない

イギリスの首相がコロナウィルスに感染したというニュースが報じられた。
チョイト前には、カナダで首相夫人が感染していたというニュースもあった。

これはきわめて恐ろしいことである。
その国の、最もガードされるだろう立場の人間に、このウィルスはいとも簡単に感染してしまう。
したがって、完全に感染を防ぐ方法は、「誰とも接触しない」以外にはないだろう。

はたして「誰とも接触しない」なんてえことはできるのであろうか。




2020年3月26日木曜日

菜の花

世の中のコロナ騒ぎとは関係のないような暖かさであった。
この暖かさに乗じて、先週のお彼岸に行くことのできなかった墓参りに、富士霊園まで出かける。

富士霊園では梅も桜(ソメイヨシノではないが)も咲き、また帰り道では写真のように、菜の花が満開のところも見られた。

つい先日富士山に雪が降ったのに、チョイト離れた場所では、菜の花や桜が満開とは。


2020年3月25日水曜日

首都封鎖

本日は誕生日であった。
誕生日といってもこの歳になると、大きな感慨はなく、「おめでとう」と言ってくれるのは、携帯にコマーシャルで入ってくる「お誕生日おめでとうございます」の言葉ぐらいである。
うーん、こんなもんかあ。

世の中は、今ワタシがこの地で感じている以上に大変なことになっているようだ。
今日、東京都がコロナウィルスの感染者急増を受けて、外出の避けるように呼び掛けた。
これが、もうひとつ段階を上げると「首都封鎖」という、まるでパニック映画のタイトルみたいになってしまうだろう。

本当に日本はどうなるのだろうか。

写真は、卒業生を連れて我入道海岸に行った時のもの。
二人でハートマークを作っているのである。