最初のタイトルは「至上の愛」である。「至上の愛」と言えば、我が敬愛するジョン・コルトレーン。この写真については次のようなキャプションを付けてみた。
A Love Supreme
「A Love Supreme(至上の愛)」は、1960年代のジャズシーンを蒸気機関車のように牽引したテナーサックスの巨人ジョン・コルトレーン、彼の金字塔といわれるアルバムである。当時「音楽によって神の愛」を説こうとしていた彼のことを、聖者コルトレーンと呼ぶ人も少なくなかった。
さて、ワタシは「写真によって、神の愛ならず仏の愛」を説こうなどと、大それたことは思っていないが、「すべての人を幸せにすること」を使命としている「千手観音菩薩」を、このタイトルに当ててみた。多くの顔、多くの手、これらはすべての人を救うためのものなのだ。
写真は群馬県にある「水沢観音」で本堂脇の石像を撮ったもの、この石像はこれと言った由緒などないのであるが、何か惹かれるところがあった。
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