2024年10月18日金曜日

一円切手

十月からハガキと封書の郵便料金が値上がりしたのであるが、それに伴い今までの郵便切手はそのままでは使用出来なくなってしまった。

そこでワタシは今までの切手(すでに購入してあった切手)に付け足すための切手をと、コンビニに行って一円切手を購入しようとしたのである。

驚いたことに(別に驚かなくてもよいのだが)、二十円出せば一円切手がナント二十枚購入できるのだ。

ただそこにはひとつハードルがある、それは十円玉をふたつ持ってコンビニのレジに行き、「一円切手を二十枚ください」と言う勇気が持てるかということである。

まあ、そこはそれ、ワタシは恥も外聞も捨て(別に悪いことをするわけではないので、これは見当ちがいだが)、レジに向かった。

「一円切手を二十枚」

レジの女性店員は案の定、やや不機嫌そうな顔で(別にニコニコして欲しいとは思っていない)、切手のシートから二十枚を切り離し、ワタシに渡したのである。

そして、ワタシは一円切手二十枚を「裸のまま」(いつもは切手を買うと小さなビニール袋に入れてくれる)受け取ったのである。



 

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