ものを作り売る側の主体性を滅却した点で、コンビニは日本文化の到達点である。戦後の日本の教育では主体性や個性が重視された。破産も恐れず技術革新に突き進むビル・ゲイツやイーロン・マスクのような個性が生まれないことは日本経済の宿痾であるかのように言われた。その一方で獲得したのは、主体性を消去する文化だった。コンビニは日本そのものの似姿である。
うーん、そうだ、その通りだ。コンビニの最大の特徴は、モットーなどを持たず、「理想や思想を持たない点」にある。そして徹底した「顧客データの収集と分析」から商品を仕入れ販売する。
販売する方も購買する方もここにハマったのである。
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