2022年5月15日日曜日

範頼

先週、大河ドラマ「鎌倉殿の十三人」では「壇ノ浦の戦い」で源義経が活躍する場面が放送された。

しかしながら、その後の歴史検証番組において、この戦いで源義経が華々しく勝利できたのは、どうも義経の兄である源範頼の援護によるところが大きいことが分かった。

源範頼は遠江蒲御厨(現浜松市)で生まれ育ったため、蒲の冠者(かばのかじゃ)とも呼ばれる。頼朝の代官として大軍を率いて、義仲や平氏追討に赴く。その後鎌倉幕府において重きをなすが、のちに頼朝に謀反の疑いをかけられ、伊豆の国に流された。

「源平盛衰記」では凡将、無能というように記述され、さらに、義経同様、頼朝から謀反を疑われ伊豆に流された範頼であるが、我々の知る歴史に反して、彼は実に優秀な人物なのかもしれない





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