「目抜き通り」とは「市街で最も人通りの多い、中心的な通り」と言う意味であるが、その語源は「目釘(めくぎ)」からきているようだ。
では「目釘(めくぎ)」とは何か?
「日本刀において、刀身が柄 (つか) から抜けるのを防ぐため、茎(なかご)の穴と柄の表面の穴とにさし通す釘。(竹・銅などを用いる。)」
これが「目釘」であり、「目釘」のことをに目貫 (めぬき)とも言ったそうだ 。さらに、柄 (つか) の外にあらわれた「目釘」の鋲頭 (びょうがしら) と座が装飾化されてその部分をさすようになり、「目釘」と分離した飾り金物として柄の「目立つ部分」にすえられるようになった。
つまり、「目釘」が「目貫」となり、「目立つ部分」のことを「めぬき」と言うようになったのだと。
ふーん、なかなかだね。
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