2019年8月29日木曜日

悠揚

インターネットニュースを見ていると、なかなか古風な言い回しが出てきた。
この記事はスポーツ欄の記事であり、今夏の甲子園大会を取り上げたものである。

大会期間中、際立ったのは準優勝した星稜(石川)奥川恭伸のクレバーで効率的な投球だ。投球内容も、ゆったりと構えて抜くべきところは抜き、力を入れるところは入れて絶妙の緩急を見せた。それに加え、マウンドでの態度も特筆ものだった。炎天下の大舞台で、奥川はつねに「悠揚迫らず」、つねに笑顔を浮かべていた。決勝戦で痛恨の本塁打を打たれても口元から笑みが消えることはなかった。

「悠揚」とは「不利な状況や切迫した情勢にありながらも、落ち着きを失わない様子]
それに「迫らず」がついているので、要は「常に落ち着いていて、自分を失わない」態度だ。

うーん、このインターネットニュースの記事を書いた人は、どのような人なんだろうね。

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