2019年8月31日土曜日

牛臥

沼津の牛臥にある「芹沢光治良記念館」まで、写真展の打ち合わせに出かける。

ところで、今「牛臥(うしぶせ)」と書いたのだが、正式の住所は「曼陀ヶ原(まんだがはら)」だ。
「牛臥」にしろ「曼陀ヶ原」にしろ面白い名である。

「牛臥」は、この土地に牛が臥せたような「牛臥山」という山があるので、この名が出来たのであろう。
そう言えば、近くにはその山の形が、動物の「象」のような「象山」という山があるし、その隣には、「鷲頭山(わしずさん)」という、形が「鷲」の「頭」のような山もあるなあ。

2019年8月30日金曜日

仕事をしたくない病

約一か月ぶりの授業であった。

ここ何日か、身体の異常がみられた。
心臓のあたりに痛みを感じたり、肺がなんかおかしかったり、さらに胃に痛みがあったりもした。
これはもうワタシも長いことないなと、覚悟を決めたのであるが、今日学校に行ってみると、それぞれ痛みがほとんどなくなってきた。

これは「仕事をしたくない病」だったんだろうか?
自律神経失調症だったんだろうか?

2019年8月29日木曜日

悠揚

インターネットニュースを見ていると、なかなか古風な言い回しが出てきた。
この記事はスポーツ欄の記事であり、今夏の甲子園大会を取り上げたものである。

大会期間中、際立ったのは準優勝した星稜(石川)奥川恭伸のクレバーで効率的な投球だ。投球内容も、ゆったりと構えて抜くべきところは抜き、力を入れるところは入れて絶妙の緩急を見せた。それに加え、マウンドでの態度も特筆ものだった。炎天下の大舞台で、奥川はつねに「悠揚迫らず」、つねに笑顔を浮かべていた。決勝戦で痛恨の本塁打を打たれても口元から笑みが消えることはなかった。

「悠揚」とは「不利な状況や切迫した情勢にありながらも、落ち着きを失わない様子]
それに「迫らず」がついているので、要は「常に落ち着いていて、自分を失わない」態度だ。

うーん、このインターネットニュースの記事を書いた人は、どのような人なんだろうね。

2019年8月28日水曜日

雨風

九州から東日本にかけて、強い雨風の異常気象が続いている。

身近なところでは、三島にある私立高校付近で突風が発生、体育館の屋根が吹き飛んだそうだ。

近頃、あまりにも異常気象が多いので、「異常である」とか「かつて経験したことのない」とかいう言葉が虚しく感じられる。

気象の事と言い、年金の事と言い、これからの日本はどうなってしまうのでしょうかね。

2019年8月27日火曜日

もみじ

昨日の続きである。

さらに中西進氏は言う。
歌に詠まれた季節は秋が圧倒的に多い。
次は勿論春、万葉の時代「もみつ」という言葉があった。

「もみつ」とは、葉の葉緑素が少なくなって赤や黄の明るい色が現れること。
これが転じて「もみじ」になった。
万葉集では「黄葉」という表記が多い。
世界的にも紅葉は黄色が多いが、日本では紅葉が奈良時代後期にカエデやカツラの赤に限定され、平安時代初期にはカエデの赤に固定された。

おおー、「もみじ」を「紅葉」というのは、日本的なんですな。


2019年8月26日月曜日

秋好み

昨日の新聞に、国文学者・中西進氏の記事があった。

日本人は秋好みです。
農耕生活では、春の種まきの段階では収穫がどうなるか分からない。
植物の芽がどんどん膨らんでくる春、それが「飽く」ぐらい十分に実る秋。
秋から悲しみを連想する人もいますが、「飽く」は「十分」なんだから、悲しいと思うのは欲深です。

御殿場でも夜の気温がやっと25℃前後となってきた。
いよいよ日本人好みと秋となって行くのだろうか。

2019年8月25日日曜日

変なラーメン屋

昨日のテレビ番組で、「客の体型によって、勝手に量を変えるラーメン屋」というのが話題になっていた。
何というラーメン屋かは分からないのであるが、新潟の長岡にあるラーメン屋だという。
いずれにしろ、勝手に変えるのだから、これはスゴイラーメン屋である。

そう言えば、かつて北海道にスキーに行った際に似たような経験をした。
札幌狸小路のラーメン屋で、味噌ラーメンを食べたのであるが、この時の店のオヤジが面白い人物であった。
大体、客を客と思っていない。
「おい、そこへ並んで待ってろ。」とか、「そこが空いたから、つめろ。」とか、まったくの命令口調。
とうとうこちらは「ラーメンを食べさせていたただく」気分になって、ありがたくスープまで飲み干してきた。

今考えると、命令されても嫌な気がしなかったのは、店のオヤジの人間性だったんだろうか。

2019年8月24日土曜日

ワンオペ

新聞記事の見出しに「ワンオペに直面 悩む2歳児の父親」というのがあった。
記事は次のように続いていた。

「パパ友がいない」と強く感じるようになったのは、今年の5月、「ワンオペ育児」が始まった頃だ。

「ワンオペ」?
記事から想像すると、「ワンオペ」とは「ワン・オペレーション」つまり、「一人ですべての仕事をこなす」ということなんだろうが、これはどうも和製英語のようだ。

記事の内容はワタシも興味深いものであったが、気に入らないのは見出しに「ワンオペ」の和製英語を、言葉の説明なしに使用していることだ。
「ワンオペ」てえ語は、そんなに「人口に膾炙している(人々の話題に上って、もてはやされ、広く知れ渡れわたっている)」語なんですか?

2019年8月23日金曜日

メンヘラ

週刊誌を見ていると、作家の林真理子と芸人のヒロシの対談が載っていた。
チョイト異色な対談ではあったのだが、文を読み進めると、次のような箇所があった。

かつて、ヒロシがクラブのホストをやっていたことがあり、それに関して林真理子が「あなたを指名したのどのようなタイプの女性か?」と、質問する。
ヒロシが答える。
「残念ながら、お金をあまり持っていない人とか、今で言うメンヘラ(心に何らかの問題を抱えている人といった意味の俗語)の女の子たちばっかりが僕を指名してくれて。」
とあった。

ん?ん?
「メンヘラ」?
対談の記事はもちろん面白いのだが、ワタシはこの「メンヘラ」という言葉に反応してしまった。
以前から気になっていた言葉ではあったが、気になるだけでその意味を調べようとしていなかった言葉だ。
この際調べてみようとネット検索をしてみた。

「心に何かしらの問題を抱えている人」というような意味合いで用いられている通俗的な表現(インターネットスラング)。
メンタルヘルス(精神衛生)を略して「メンヘル」と呼び、さらに英語の接尾辞 er-をを加えて「メンヘルな人」という意味を加えた言い方と解釈される。
特徴としては、極度に寂しさを感じやすく、人との関わりを求めるあまりに、家族や友人、恋人などに依存することが挙げられる。

フーン、そういうことか。

2019年8月22日木曜日

特定検診

特定検診のため、朝の八時ニ十分より病院入り口に並ぶ。

退職前(再任用の時代も含めて)には、職場で一斉検診ができたので、個人で行く特定検診はやや面倒くさい。
イヤイヤ、こんなことを言ってはいけないのです。
お国のおかげで、五百円というチョー破格の金額検診が受けられるのですから。

2019年8月21日水曜日

ドライブレコーダー

天気が今一つパッとしない。
これは言ってみれば、予報通りなのであるが、実際はっきりしない状況になってみると、それはそれでがっかりするものである。

ここのところ学校の方が休みゆえ、家でごろっとして、昼のワイドナショーを観る機会が多いのだが、その中心になっているのは、どのチャンネルでも「あおり運転」事件のことである。

かつては、あまり問題にもされなかっただろうひとつの暴行事件が、ここまで大きく取り上げられるようになったのは、ひとえにドライブレコーダーの記録映像のなせるワザなのでしょうね。

2019年8月20日火曜日

窓越しの満月

窓越しに満月が見える。

おおー、優雅な宵だなあと思っていたところ、その月が三つに増えた。
おやおや、これは変だぞと窓から身を乗り出すと、なんとそれは向かいのマンションの外灯なのでした。

歳をとると、外灯が満月に見えてしまうんだね。

2019年8月19日月曜日

あばよ

別れ際に発する言葉に、「あばよ」という言葉がある。
今まで考えもしなかったのだが、あの「あばよ」は、一体、何故「あばよ」なのだろう。

これは諸説あるようだが、もっとも簡単なのは、「また逢はばや」の転。
さらに「さあらばよ=そうであればよ」の「あ」の抜けた「さらばよ」を、さら短くしたもの。

次に別れの挨拶(あいさつ)の言葉。
「さようなら」よりくだけた言い方で、「さらば」をまねた幼児語「あば」「あばあば」の「あば」に終助詞「よ」がついたものとされる。

最近、注目されている語源は、「按配よう(あんばいよう)」の略語という説。
「按配(あんばい)」は「体調」の意味で近世から使われており、あばよも近世から使われている言葉であるため、意味と語形の両面からみて、この説が妥当とされているようである。

これはというものは、ハッキリ出てこないが、言葉というものは所詮そんなものなのである。

2019年8月18日日曜日

六地蔵

以前のブログでも紹介した御殿場「大雲院」山門前の「地蔵菩薩」である。
写真の左の二つの石仏も「地蔵菩薩」であり、ここには全部で六体の「地蔵菩薩」がいらっしゃる。

これは、いわゆる「六地蔵」という「地蔵菩薩」で、菩薩の六分身をいう。
生前の行為の善悪のいかんによって、人は死後に、地獄、畜生、餓鬼、修羅、人、天という六道の境涯を輪廻、転生するといわれるが、そのそれぞれに、衆生救済のために配される檀陀、宝印、宝寿、持地、除蓋障、日光の六つ「地蔵菩薩」をいうそうである。

2019年8月17日土曜日

ボーッと生きているワタシ

再び暑さの復活。
昨日の涼しさが実に恋しい。

NHKテレビ「チコちゃんに叱られる」の決め台詞に「ボーッと生きてんじゃねえよ。」というのがあるが、ワタシなんぞは、いつも「ボーッ」と生きているのである。

最近など、「ボーッ」と生きていてなぜ悪い、と毎日開き直っいるのである。
これからは、「ボーッと生きている同盟」でも作って、世の中に向けてメッセージでも発信したいものだ。

2019年8月16日金曜日

蜘蛛の巣

「蜘蛛の振る舞い」という言葉がある。
これは蜘蛛が巣を作る動作であり、また恋人が訪ねてくる前触れと信じられていた。

わが背子(せこ)が 来べき宵なり ささがにの 蜘蛛のふるまひ かねてしるしも  (古今集 墨滅)

(今夜は)私の夫が訪ねてくるはず宵である。蜘蛛が巣を作る動作が前もって顕著であるなあ。

*「ささがにの」は「蜘蛛」に係る枕詞
*「かねて」は「予ねて」であり、前もっての意
*「墨滅」は古今集の歌の中で、古写本に書かれていながら墨で消してあるもの。流布(るふ)本では巻末にまとめられている。

現代では、人間からあまり好かれない蜘蛛が、かつては恋愛における大事なファクターとなっていたのですね。

2019年8月15日木曜日

くも

小さくて分かりにくいのであるが、雲に蜘蛛である(写真をクリックして、若しくは画面をこすって拡大してみてくださいな)。

別に洒落を言いたくて写真を撮ったわけではない。
木と木の間に張り巡らした蜘蛛の巣に獲物がかかっており、それを捕獲に行く蜘蛛が、極めて魅力的であったから撮ったのである。

あの小さな身体(脳もおそらく小さいにちがいない)のどこに「罠を仕掛ける」という「高等戦術」が潜んでいるのだろう。


2019年8月14日水曜日

新しいOS

Windowsにすっかりお世話になっていながら、こんなことを言うのもなんだが、現在の動作環境に満足しているワタシに、どうしてさらに新しいOSを提示するのだ。

現在ワタシのパソコンのOSは、Windows7であるのだが、どうやらWindowsの会社はWindows10に差し替えたいらしい。
最近しきりに、というよりも強引にパソコンの中に差し替え要求が入ってきて、ワタシの作業の邪魔をする。

大きなお世話だってんでい。

2019年8月13日火曜日

西日本を直撃

どうしてこのタイミングで、と思われるようなタイミングで、台風十号がやってきて、西日本を直撃しそうである。

ちょうど盆休みのUターンを狙ったようなカタチとなった。
飛行機は勿論のこと、新幹線では山陽新幹線が、明後日の十五日の運行を取りやめる可能性が大きという。

まあ、安全が最優先されるので、仕方のない措置だとは思いますがね。

2019年8月12日月曜日

樟脳

テレビで「樟脳」のことが話題になっていた。
洋服ダンスなどに入れる防虫剤のアレだ。

「樟脳」の「樟」は「くすのき」である。
ただ、「くすのき」と「脳」を合わせて何故、防虫剤が登場してくるのだろう?

そこで早速調べてみる。

樟脳(しょうのう)とは分子式 C10H16Oで表される二環性モノテルペンケトンの一種。
カンフルあるいはカンファー(蘭: kamfer、独 Campher、英camphor、仏 camphre)と呼ばれることもある。
すなわち、「樟脳」とは、「くすのき」による「カンフル剤」ということになるのだろう。
「カンフル剤」は刺激の強いもの、「毒を以て毒を制す」の方法で治療を施すものだ。
この毒が防虫に効果を発揮するのだろう。
そして camphor はどういう分けか「脳」と訳されるのであった。

「カンフル」が、どうして「脳」と訳されるのか?
ウィキペディアで調べたが、どうも良い解答が得られない、このへんがウィキペディアの限界なのでしょうかね。
そこで「あとは漢和辞典しかないな」ということで漢和辞典を引いてみる。
すると、あったあった。
「脳」の欄に、「脳子(のうし)」という単語があり、「脳子」とは「竜脳香」とある。
さらに「竜脳香」とは竜脳樹(ボンネオール)から得られる芳香物質で、毒性を含むとある。
ここでやっと結びついた。
「樟」の良い匂いと毒性、これが「樟脳」なのだ。



ちなみに、「樟脳」の製造工程は、クスノキを切削機で薄い木片に砕いて大釜に入れ、木の棒などで叩いて均等に詰めたのち、高温で蒸して成分を水蒸気として抽出し、それをゆっくり冷却して結晶化させる。冷却器の中の水の表面に浮いた白い結晶を網ですくい集め、乾燥後袋詰めなどして商品とするのだそうだ。

2019年8月11日日曜日

続・コロッケのまんま

昨日ブログに書いた「コロッケのまんま」であるが、パッケージだけの紹介になってしまったので、今日はその中身について紹介したいと思う。

パッケージには「コロッケそのままのおいしさ」や「サックサック食感」などの文字が追加されている。

味(美味しさ)、食感はまさ文字通りといったところだろうか。
不思議にコロッケの味がするのである。
原材料名を見てみると、豚脂・鶏肉・玉ねぎ・乾燥マッシュポテトがあるので、なるほどこれはもうコロッケそのもの、味と食感はここから来るのであろう。
また、ビジュアルも写真で分かるように、半分に割った断面など、よくぞここまでと思う次第であった。

きっとこの企画をした人たちは、ニヤニヤしながら楽しんで仕事をしてたんでしょうね。

2019年8月10日土曜日

コロッケのまんま

車のディラーに行くと、写真のようなお菓子?が渡された。
「コロッケのまんま」。

UHA味覚糖から発売されているスナック菓子、「SOZAIのまんま」シリーズのひとつである。
「SOZAIのまんま」シリーズには、「ごぼうのまんま」とか「茸のまんま」とかユニークな商品が登場している。

最近のスナック菓子はスゴイですな。


2019年8月9日金曜日

閑散とした教室

自分の勤務日だったのでG南まで出掛ける。

八月も十日ちかくなると、校舎からは生徒の姿は消え、閑散とした教室だけが暑苦しく残っている。

教室の窓が開くことがあまりないので、室内が暑苦しいのは当然であるのだが、暑苦しさ以外にも何かイヤな感じが教室を支配している。

それは、在るべきものがない虚しさのようなものなのだろうか。

2019年8月8日木曜日

優勝しちゃったんで

先日、全英女子オープンゴルフで優勝した渋野選手のインタビューを見たのだが、そのユニークな受け答えに感動してしまった。

記者が質問した。
「一緒に試合をした世界の一流プレーヤーから学べたことは?」
渋野選手が答える。
「優勝しちゃったんで。」

つまり、自分が優勝したわけで、少なくとも今回の試合においては、「最高のプレーをしたのは自分」である。
したがって、「学べたことは?」というのは愚問であるのでは、ということであろう。

この受け答えを、イヤミなく言ってのけた彼女はやはり大物なんだろうね。

2019年8月7日水曜日

地蔵菩薩

地蔵菩薩である
御殿場深沢にある曹洞宗の寺「大雲院」山門前にある石仏だ。

「大雲院」とは道路ひとつ隔てているので、この石仏自体、寺の物であるのかどうかは分からないが(寺院に祀られている地蔵ではなく、道祖神信仰と結びついた路傍や街角のお地蔵さん、いわゆる辻地蔵)、お顔に得も言われぬ品があり、石仏の作者はタダモノではない感じがする。

仏像の素人であるワタシが言うのも何だが、色々な石仏を写真で撮ってみると、やはりそこには品格というものが滲み出てくるようで、魅力あるものはどこからどう撮っても(二次元の絵画と異なり三次元の彫刻は、特にそれが顕著であると思う)イイナーと感じられるのである。

さて、地蔵菩薩の「地蔵」であるが、関西の方には「地蔵盆(旧暦七月二十四日)」という行事があり、地蔵のある町内の人々がこの日にかけて地蔵の像を洗い清めて新しい前垂れを着せ、化粧をするなどして飾り付けて、地蔵の前に集って灯籠を立てたり供え物をしたりして祀るそうだ。
広く知られた伝説によると、地蔵菩薩が、親より先に亡くなった子供が賽の河原で苦しんでいるのを救うという。
このことから地蔵祭においては特に子供が地蔵の前に詣り、その加護を祈る習わしになっているとのことである。

2019年8月6日火曜日

久しぶりのN西

十月に開催予定の写真展、このオープニングコンサート実施のお願いのため、N西まで出掛ける。

前回は三月だったので、五か月ぶりだったろうか。
五年間再任用で在席していたので、勝手知ったるところのはずなのだが、やはり籍を離れ、三年めともなると緊張するものだ。
芸術科音楽専攻の先生方には今年もお世話になります。

昨年は諸事情があり、お願いすることが出来なかったのであるが、今年は快く引き受けてくださり、感謝、感謝である。

2019年8月5日月曜日

再び熱帯夜

昨日、ひさしぶりに過ごしやすい夜を手に入れたと思ったのだが、今夜はまた元にもどってしまった。
夜、九時すぎになっても温度計は三十℃超えである。

その暑さの中で月曜テニスが行なわれる。
ジジイにとっては、自殺行為にひとしいのであるが、そこはそれここはこれ、無理を承知のテニスなのである。

夜になっても、まだ体がほ照っているのですわ。

2019年8月4日日曜日

億劫





暑いと外に出ることも「億劫(おっくう=面倒くさい)」になるのだが、だからと言って、部屋の中にじーっとしているのもツライものだ。

ところで、「億劫」はなんだ。
「億劫」とは元々仏教用語であり、「非常に長い時間」を表していたそうだ。
「劫」はサンスクリット語「kalpa」の音写で、古代インドで最長の時間の単位を示しす。
「一劫」の長さは、100年に一度天女が高い岩山に舞い降りてきて羽衣で頂上を撫でて、その摩擦によって岩山が消滅する時間、簡単に言うと「無限に近い時間」を表す。
この「一劫」の一億倍が「億劫」で、か考えられないほどの長い時間んを指しているということだ。
そう言えば、落語の「寿限無」という話の中に、「五劫のすりきれ」のフレーズが出てきていたなあ。


2019年8月3日土曜日

遅々として

何かが、勝手にパソコンの中に入ってきていて(インターネットを使用する限りこれはしょうがなことなのですかね)、パソコンの動作を邪魔している。

今、ブログを書こうとしているのだが、文字を入力しても、変換が遅々として進まず、たった1行を埋めるのに苦労しているのである。

まあ、文句を言ってもしょうがないか。
こうしてそれがブログネタになっているのだから。

2019年8月2日金曜日

ヤマモ

先週のことだったろうか、散歩の途中に撮った写真である。

御殿場の秩父宮記念公園の近くに、Sという老舗の蕎麦屋があったのだが、七月に閉店してしまった。
写真はその蕎麦屋の敷地内にあった「ヤマモ」の木から落ちた「ヤマモの実」である。

今では店で売られる果物も豊富になって、ヤマモなど食べる機会も、ほとんどないのだろうが、あの甘酸っぱい味はワタシの少年時代に大きなインパクトを残した味である。

2019年8月1日木曜日

三十℃越え

「暑い」という言葉は、あまり言いたくはないのだが、実に暑い。

御殿場という高原気候の土地柄ゆえ、自分のいる部屋が三十℃を超えることは、極めて少ないのであるが、ここに来て連日のように三十度越えをしているのである。

おそらく、この暑さというのは、今騒がれている地球の温暖化の一端なのであろうが、大国のアメリカや中国がその気にならない限り、その他の国がいくら議論したところで、無駄なのでしょうね。