先ごろ起きた登戸の殺人事件で再びクローズアップされた問題に、8050問題というのがあるという。
これは、ひきこもりの長期化、高齢化から引き起こされる社会問題だ。
主に50代前後のひきこもりの子どもを80代前後の親が養っている状態を指し、経済難からくる生活の困窮や当事者の社会的孤立、病気や介護といった問題によって親子共倒れになるリスクが指摘される問題である。
さらに、8050問題とリンクしてくる問題に、2030年問題がある。
2030年問題とは、2030年を迎える頃に表面化するいろいろな問題のことを指す。原因の根本にあるのは、人口構造の変化である。高齢化の流れは更に進み、2030年における日本の総人口予測は約1億1,912万人と減少するうえに、その内の31,1%にあたる約3,715万人が65歳以上の高齢者となり、3人に一人が65歳の高齢者となるのだ。
イヤハヤ、これからは夢も希望もない未来となってしまうのだろうか。
(写真は、秩父宮記念公園にある屋敷内の電気スタンド。)
0 件のコメント:
コメントを投稿