赤い旗に白抜きの文字があるのだが、実に妙だ。
「たばこ」は「たばこ」であるのに対して「お酒」は「お酒」と、「お」がついているのである。
「お豆腐」に「お」をつけるのに、「納豆」は「お納豆」などとは言わないのと同じなんだろうね。
「お」は接頭語である。
接頭語「お」については、いろいろな用法があるのだが、新明解国語辞典で調べてみると、このケースの場合、「話題なっている語を美化すると同時に、言語主体が表現を優雅にしようとする気持ちを表す(女性に好んで使われる傾向があり、時には、ほとんど無意味)」というやつだろう。
まあ、旗の場合「ほとんど無意味」で納得できるのだが、同じコンビニに左のような看板があったのである。
こちらには、「たばこ」「酒」と、「お」はついていない。
「お」は一貫性も破壊してしまうようだ。
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