N西でも「インフルエンザ」の生徒が出たとのこと。
今晩の七時のニュースでは、急に寒くなり全国的に流行の兆しがみえることを告げていた。
さて、そのニュースを見ながら新聞小説、夏目漱石の「門」を読んでいると、意外な文字が目に入ってきた。
「安井はこの悪性の寒気に中(あ)てられて、苛(ひど)いインフルエンザに罹(かか)った。」
この新聞小説は、明治四十三年五月二十日に掲載されたものである。
ということは、明治時代にすでに「インフルエンザ」なる言葉が日本で使用されていたことになるのだ。
ヘー、「インフルエンザ」とは極最近の言葉だと思っていたのだが、これはトンデモナイ間違いだったのだね。
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