セシル・マクビーというジャズ・ベーシストがいる。
先週の金曜日に「山下洋輔トリオ」のベーシストとしてコンサートに登場、間近で見ることができた。
1935年生まれというから、現在80歳である。
それはそれは元気にベースを弾いていた。
ところで、セシル・マクビーと言えば、普通
若い女性向けのファッションブランド(先日、N西の女性徒にセシル・マクビーを質問したら、即座にアパレルメーカーの認識で回答した。)であり、まさか有名なジャズ・べーシストとは、皆、思っていない。
このセシル・マクビー、かつて「セシルマクビー商標事件」というのがあった。
ベーシスト、セシル・マクビーがファッションブランド、セシルマクビーを、同名での商標権の無効を求めて起こした審判請求事件だ。
結局、この訴えは棄却されてしまったが、裁判所の見解がどうも納得がいかない。
まず
①セシル・マクビーは本名ではない。
彼の本名は「セシル・リロイ・マクビー」とミドルネームが入っている。
つまり、セシル・マクビーは略称である。
次に
②セシル・マクビーという略称は、ジャズの世界では有名かもしれないが、それを超えて著名とは言えない。
うーん、ミドルネームでケチをつけるとは。
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