午前中で授業が終了したので、前から行こう行こうと思っていた静岡県立美術館まで出掛ける。
展示タイトルは「写真家の眼/版画家の眼」
最初の説明には、こんなことが書かれていた。
「同じ風景を見ても、あるいは同じ物語を読んでも、その印象や感想は人によって異なります。感動のポイントも人それぞれです。作家についても同じことが言えます。すなわち、素材は同じでも、写真家が心魅かれシャッターを押すワンショット、画家や版画家の記憶に残り、画面に描き出す光景も千差万別です。」
なかなか良いことを言っとる。
確かにその通りである。
ここでは「6つのアンソロジー」と称して、「江戸・東海道」
「オリエンタリズム」「ドイツ」「ローマ」「パリ」「神話風景」
と、時代も国も多様な20人の作家の作品が展示されていた。
うーん、狙いは素晴らしいが、何かインパクトに欠けるのだよなあ。
どなたがプロデュースしたのかわからんが、ものがちと足りない。
おそらく、観覧料600円がそれを象徴していると思うのだが、展示作品の収集予算に限界があったのだろうね。
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