「甘金丹」の名がどのような経緯でつけられたのかはよく分からないが、おそらく富山の薬売りが販売していた腹痛の薬、「反魂丹(はんごんたん)」とは無関係ではあるまい。
「反魂」は、死者の魂を呼び戻す、つまり死者を蘇生させるという意味であり、「反魂丹」は、もとは中国の説話等に登場する霊薬の呼び名である(説話中に登場する類似のものに、焚くと死んだ者の姿が現れる香・反魂香がある)。
ワタシはこのパッケージデザインに魅了されたのであるが、肝心のお菓子も仙台銘菓「萩の月」に似ているお菓子(これもどちらが先かで、だいぶ世間を沸騰させた)で、魅力的なお菓子である。
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