2024年12月26日木曜日

ステンドグラス

今回の「北海道行き」の一番の目的は、小樽にある「ステンドグラス美術館」であった。

以前からステンドグラスには興味があったのだが、ステンドグラスというのは、大抵が教会にあって宗教的な意味のあるものである。

しかしながら、ここのステンドグラスは、教会とは切り離され一種の芸術として展示されているのだ。

その理由は、19世紀から20世紀にイギリスの繁栄期に英国国教会の 権威を示すため、各地に聖堂が建設され、聖堂内には多くのステンドグラスが作られた。しかし、20世紀後半になると国民の教会離れが進み、協会は廃統合され、多くのステンドグラスが取り壊されてしまったのである。

そこからあと、いかなる理由でステンドグラスがこの小樽にやってきたのかはよく分からないが(おそらく財力のある買い占めたのでしょう)、現在はここにアートとして展示されている。

何はともあれ、「光の芸術」でもあるステンドグラスは、ワタシのココロにグイグイと入ってきたのである。

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